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キャッシュレスはお店にとってもこんなにメリットが!

キャッシュレスにするとこんなにお得!

近年キャッシュレスの動きが高まる日本。でも世界から見れば全然その動きは遅れているみたいだ。

今日は面白い記事を発見したのでそれを紹介します。

 

「現金お断りの店」は、その後どうなったのか? ロイヤルHDの実験 (ITmedia ビジネスオンライン)

 

ロイヤルホストでおなじみのロイヤルホールディングスのキャッシュレス実験店舗のギャザリング テーブル パントリーというお店でキャッシュレスを本格導入した結果がとても面白いですし、役立ちます。

キャッシュレス時代への日本の経緯

キャッシュレスは、クレジットカードや電子マネー、QRコードを使い決済することをです。現金を使わずに前述のカード等で決済をして後に請求がくるということです。昔はカードを作るという事に抵抗があった時代もありましたが、近年では持ってて当たり前、使って当たり前という時代です。

昔、大学の時アルバイトでクレジットカード会社で募集のアルバイトをしていました。ショッピングセンター内でお客さんに「カードを作りませんか?」と呼びかけていましたが、当時は「クレジットはいらん!」、「クレジットカードついてへんやつないの?」と言われたことを思い出します。

カードは落として見ず知らずの人に使われる危険性から嫌煙する人もいます。(昔じゃなくて今でも嫌な人はいるかもしれないけど・・)

それでも20代から60代の保有率を見ると約84%の人たちが2~3枚を保有している時代です。

そこに電子マネーやQRコード決済が登場して、生活のIT化がどんどん進んでいます。

通販やフリマアプリの利用が高まる今日では電子決済は当たり前。最近ではニュースでも見るPAYPAY(ペイペイ)が有名ですよね。誰でもQRでお金のやり取りがその場ででるので、リアル店舗でも電子決済当たり前時代が到来することを感じます。

キャッシュレスのメリット(消費者編)

電子決済は消費者にとってのメリットもいっぱいあります。もちろん私も持ってますし、使っています。ちなみに私は3枚を使い分けています。利用する店舗やサービスに合わせて様々なカードがあるので、皆さんが使っている店舗やサービスから大きな恩恵を受けれます。消費者目線でそのメリットを書いていきます。

1.現金を無くさない

財布にお金を入れてると落としてしまったり、盗まれたりする可能性があります。盗まれると、そのまま使えてしまうので、親切な人に拾われない限り返ってくる見込みがありません。

カードなら盗まれることがあっても暗証番号を入力しないといけないので、現金よりはリスク回避できます。

2.財布がかさばらない

現金をたくさん持つと財布がかさばります。しかも硬貨がたくさんとなると最悪ですね。重いし膨らむし・・・という状態です。

カードはスマートなので携帯性に優れていますね。

3.ポイントがたまる

カードでお買い物をしたらポイントがつくのが大きいですね。そのポイントを使って、また別のお買い物ができるので、この点が現金と比べると一番メリットがあるのではないかと私は思います。というより感じています。

キャッシュレスのメリット(事業者編)

次にお店や施設側からサービスを見ていくと今回のレストランの場合は本当に面白いです。今度はニュースにもありましたギャザリング テーブル パントリーさんの感想でピックアップしてみると以下のような感じです。

 

1.釣り銭を準備しなくていい

お客さんが現金で支払いをして発生する「おつり」。あれも当たり前のようにもらってますが、事前にお店が準備しています。私もフリマで経験がありますが、お釣りの準備はきちっとした正解がないので何円を何枚とか考えるのだけで嫌になります。カードにはおつりが必要ないのでとっても便利です。

2.レジ締めの作業がなくなる

現金はその日の売上を閉店後にして疲れているのにお金の数合わせをしなければなりません。仕事が終わってからまた仕事という感じでしょうか?カードなら閉店して1分でその日の売上がわかります。

3.報告業務が楽になる

これは会社組織などの規模で必要な作業ですが、1日の売上報告を店長が本部にしなければなりません。そのため店長は誤差の内容に数字をはじき出し、報告をします。やだね~・・これ。変なプレッシャーがあるんですよ。合っているか?と売上は良いか?どっちがダメでも叱られるし嫌ですね。でもキャッシュレスなら先ほどの売上の把握も報告もデータ送信で本部へ送れるので、ヒューマンエラーはなくせます。

4.誤差が発生しない

前述の通りヒューマンエラーがなくなります。しかも高い確度でなくなります。

5.人件費が減る

このお店では注文はタッチパネル、支払いはキャッシュレスでという流れでお店側はサービスの提供に集中できます。作業が減る分、働く人も減らすことができます。これは経営の安定化です。あのくら寿司もオペレーションが半機械半人間の仕組みでお店を上手に回転させていますね。回転すしだけに・・・・続けます。

このようにキャッシャレスにすることで時間を増やせて経費を抑えれるというのはかなりのメリットです。

経営向上にキャッシュレスは導入すべき

今回のギャザリング テーブル パントリーさんはロイヤルホールディングスの実験店舗であって、このキャッシュレスの本格導入は他の店舗では実施しないようです。それをするとさすがに今まで現金で支払いをしていたお客さんに迷惑がかかるし、集客が減ってしまいます。

第一号店で体感できた内容は記事を読んだ私たちにとってもいい刺激と情報になりましたね。中でもメリットで挙げました「経営の最適化」ができる点がとても優れています。作業を減らすことで時間を生み出し、コストカットができて、コンテンツ(商品)の開発や研究に時間をさけるということが魅力的です。

既存の店舗さんもクレカやpaypayなどを活用し、是非キャッシュレスに対応し、お店や施設にとってやらなければいけない事、考えなければいけない事に時間を使えるようになれれば理想的ですね。


筆者プロフィール:上田 靖則(クラウドリンクス代表、インターネットマーケティングアナリスト

大学卒業後、航空自衛隊に入隊。その後貿易業、商社を経験し、広告業に長く従事。インターネットマーケティングアナリスト資格を取得し、クラウドリンクスを設立。その他木工ハンドメイド通販事業ULTIMO HANDMADE MARKETを運営。

 プライベートでは2児の父としてレーシングカート活動に力を注いでいます。息子の将来の夢はレーシングドライバーになること。